UHD優徳は、自動車変速機用カップリングギアの焼入れ鋼(HRC58~62)仕上げ加工に対し、復合ろう付けCBNインサートと加工条件の協調最適化を導入しました。小切込み加工での加工痕、寸法ばらつき、頻繁な工具交換という課題に対応し、加工速度、工具寿命、自動化ラインにおける加工安定性の向上を支援した事例です。
| 業界 | 自動車部品 |
|---|---|
| ワーク名称 | 変速機カップリングギア |
| ワーク材質 | 16MnCr5 |
| 硬度 | HRC 58~62 |
| 加工部位 | 内径、端面 |
| 加工内容 | 連続切削・仕上げ加工 |
| インサート材種 | UPN605 C06 |
| インサート規格 | VBGW160404 |
| 切削方式 | 乾式切削 |
| 切削条件 | Vc=160 m/min、ap=0.1 mm、f=0.01 mm/rev |
| 比較対象 | 切削速度 Vc(m/min) |
加工時間 (秒/個) |
工具寿命 (個/刃) |
|---|---|---|---|
| 日韓ブランドCBN | 140 | 4秒 | 50 |
| UHD優徳 UPN605 C06 | 160 | 3秒 | 250 |
加工効率 約25%向上 加工時間を4秒から3秒へ短縮
工具寿命 約400%向上 50個/刃から250個/刃へ改善
自動化CNC旋盤および連結ラインでは、小切込み条件での加工痕、長時間運転時の寸法変動、交換頻度の高さが加工節拍と品質管理の課題となっていました。
UHD優徳は、超硬合金基体とCBN複合層を組み合わせた復合ろう付け構造を採用。0.1mm級の仕上げ切込みに合わせて刃先形状を最適化し、ろう付け時の位置・角度管理と切削条件を協調させました。耐摩耗性と切削の安定性を両立し、乾式連続切削への適合を図っています。
連続生産では加工痕の発生が抑えられ、寸法ばらつきの収束と品質の安定化が確認されました。工具交換の頻度低減は停止時間と運用負荷の軽減にもつながり、高い再現性が求められる自動化ラインの加工管理を支援します。本事例は、自動車ギアをはじめ、軸受、風力伝動部品などの焼入れ鋼精加工において、工具構造と加工条件を一体で検討する際の参考となります。
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