Henan UHD Ultrahard Tools Co., Ltd(UHD)は、20CrMnTiH製自動車従動歯車の小取り代精仕上げにおいて、従来のセラミックインサートで生じていた工具寿命、寸法変動、表面品質の課題に対応しました。複合ろう付けCBNインサートUPN605を既存設備・切削条件のまま導入し、加工の一貫性と自動化ラインの連続稼働性向上を支援した事例です。

| 業界 | 自動車部品 |
|---|---|
| ワーク | 従動歯車 |
| 材質・硬度 | 20CrMnTiH / HRC 58–62 |
| 加工部位 | 端面・外径 |
| 加工内容 | 軽断続・精仕上げ |
| インサート | UHD UPN605 / CNGA120408 |
| 切削方式 | 乾式切削 |
| 切削条件 | Vc=130 m/min、ap=0.07 mm、f=0.08 mm/rev |
| 比較対象 | 切削速度 Vc(m/min) |
加工効率 (秒/個) |
工具寿命 (個/刃) |
|---|---|---|---|
| 欧米製セラミックインサート | 130 | 12秒 | 150 |
| UHD UPN605 | 130 | 12秒 | 1000 |
工具寿命 約570%向上 既存の設備・切削条件・加工タクトを変更せずに検証しました。
20CrMnTiHを浸炭焼入れした従動歯車では、0.07 mm程度の小取り代で端面と外径を精仕上げします。従来のセラミックインサートは加工タクトを満たしていた一方、刀紋、摩耗に伴う寸法変動、約150個/刃での交換が課題となり、自動化ラインの連続稼働に影響していました。
Henan UHD Ultrahard Tools Co., Ltd(UHD)は、CBN層と超硬合金母材を組み合わせた複合ろう付けCBNインサートUPN605を提案しました。軽い断続切削に対応する耐摩耗性と耐欠損性を考慮し、刃先形状および工具ヘッド寸法を小取り代精加工向けに最適化。既存条件のまま置換することで、設備改造やタクト変更を伴わない導入を可能にしました。
UPN605は、同一条件下で工具寿命を1000個/刃まで延長しました。加工時間は12秒/個を維持しながら、表面の刀紋と粗さのばらつきが抑えられ、長時間加工時の寸法安定性向上につながりました。
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